詮方ない

2024/03/04~2024/03/10の週報です。これまで「週報 YYYY/MM/DD~YYYY/MM/DD」というタイトルで投稿していたのですが、あまりにも味気ないということで、とりあえず他のフォーマットを試してみようと思いました。今回のタイトルは「美しい日本語選び辞典」という薄っすい辞書を適当にパラパラしていたら出てきた美しい日本語「詮方ない」になります。「せんかたない」と読むようです。

03/04

さっそく申し訳ないのですが、写真がありませんでした。ジョン・フォン・ノイマンでもない人間が、6日も前のことを覚えていますでしょうか。

03/05

続いて申し訳ないのですが、写真がありませんでした。ジョン・フォン・ノイマンでもない人間が、5日も前のことを覚えていますでしょうか。

03/06

だんだん私という人間の本質をご理解いただけたと思いますが、なんと本日も写真がありませんでした。ジョン・フォン・ノイマンでもない人間が、4日も前のことを覚えていますでしょうか。

03/07

昼食、夕食ともに白味噌に鶏つみれ、太古に及ぶ冷凍を経た鶏もも、カット白菜を詰め込んだ味噌汁と白米を食べました。写真の残っていない過去3日は痛飲暴食をしていたのでしょう。私にとって"記憶にない”ということは、それしかないんです。

03/08

写真がありませんでした。あの、そろそろまともに生きていただけないでしょうか。人生という短いスパンにおいて、31歳という年齢が終盤であることは間違いありません。だからといって1日1日をおろそかにしていいわけはないでしょう。自ら世界を突き放すような言動をしていてはいけません。さあ、数は問いませんから、アナタが愛している人たちの顔を思い浮かべてみてください。……浮かびましたね? 今、胸の中に痛みが広がりましたね? それが"罪"の重さなのです。自分のことは自分だけの責任、というのは"真に孤独"な人間しか言えません。アナタは"真に孤独"ですか? ……違いますね? なら、反省をしましょう。痛飲暴食は決して人を幸せにすることはありません。

03/09

というわけで、豚汁を作り、食したようですね。よく頑張りました。

03/10

やっぱりだめでした。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

段位戦

別に私は修行がしたいわけじゃないんですよ。忍耐力があるわけでもないです。アガれそうな手をアガりに行って、アガれなさそうな手はベタオリしているだけなんです。それがどうしてこうなってしまうのでしょう。真面目にウザク緑本くらいはやったほうがいいですかね。そのうえで放銃についてもう少し軽い解釈を得るための数値を暗記するなどですね…。いずれにしろ何らかの座学やイベントによるブレイクスルーがないと、現状を抜け出せる気がしません。よくこんなつまらないゲームをよく毎日平均4半荘も打っていますねえ、と昨日の自分に語り掛けてしまいたくなるような状態です。詮方ない。

その他

  • CCNPの勉強進捗。クソ分厚いテキストの1/3を読みました。BGPとか個々の理屈はわかるのですが、結局現実世界ではそれにVLANだのVXLANだのMPLSだのOSPFだのMPBGPだの諸々が引っ付いておりまして、それらを脳内で並列に動かしてパケットの中身を捉えて理解するという次元には全く至っていない状態です。ネットワーク屋は凄いですね。なんというか、真剣に向き合って理解できない事なんてそうないだろうと思っていたんですが、この分野に関してははっきり向いていないと断言してしまってもよさそうなくらい、頭に入ってこないです。適正と老化の二重苦で咳と不眠が加速しています。とはいえ明日の給料のためにはやらねばならないのです……。
  •  「安達としまむら99.9」を読みました。これまでにいくらかの伏線があったとはいえ、急激と言って差し支えない程度に本文世界のスケールを拡張してくるのは、SF小説にはよくあるエモーショナルな展開の一つで、そういうメタ的な視点で読むとタネがわかるぶん本来は「なるほど〜」程度の感想に留まるのですが、そんなクソ読者をぶち抜いて心を揺さぶってくるのは、やはり作者が天才である証明といえましょう。良かったです。
  • クレジットカードのポイントで手に入れた、骨の一杯ある良い傘を失くしてしまいました。どこで失くしたのかも見当がつかないです。おかげで先日の雪の中、ショボい折り畳み傘で通勤する羽目になりました。皆様も傘の紛失にはお気を付けください。