あんな麻雀が打てるから

魂天になるのをいつまでもあきらめられないのよね……。

今日の玉南段位戦のとある一局がとても気に入っているので残しておく。

配牌。赤赤あるので頑張りたいが形は微妙

4巡目。ターツは足りたものの愚形まみれで面前は無理そう

というわけで、仕掛けを視野に入れてタンヤオとダブ東に舵を切ってみる

カン7sが入り面前の誘惑が迫るも無視、この手はタンヤオかダブ東なのだ

そして次巡、掴み取ったダブ東。これを捉えられる人は少数派ではないか。

5mツモ、東ポン、カン3sツモ。上手くいきすぎの満貫テンパイ。

対面から溢れた6pで貴重な加点となった

最近は開き直ってこういう試行錯誤が出来るようになった。今風に言うと無敵の人である。高打点の構想力を養う訓練になっているのではないか。

段位戦はラスのマイナスが大きすぎる故にこういった冒険がしにくい。もちろんセオリーを身に着けミスを最小化するのが玉の間では最強なのだろうが、作業感もあり疲弊していた面は拭えない。この一局で麻雀を楽しむ気持ちを思い出した気がする。

さらっと切っている1巡目の發については反省しないといけないが、今夜はよく眠れそうだ。