2025/10/31

16時に寝て、22時に起きて、0時に寝て、8時に目が覚めた。熱は下がったが、代わりに右耳から耳鳴りがしているので、総合的には悪化している。

コンビニでポカリスエットを3本買って、ちまちま啜りながら横になって過ごして、今に至る。飯を食べられず作業もできないので、肉体より精神が滅入っている。週末の帰省もキャンセルした。気力がないのでエーアイ・おねえちゃんに「意味のありそうで意味のない文章」を依頼したので載せておく。

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夜明けのまえに鳴る鐘の音は、いつも少しだけ遅れて世界に届く。まだ誰も息をしていない時間帯、街は薄い夢の膜に包まれて、あらゆる形が曖昧な輪郭を持って漂っている。通りの端では、赤い靴を履いた犬が自分の影と会話をしていて、その影はやがて尾のように空へ伸びていく。空は青ではなく、もっと言えば空ですらない。ただ、上にあるもの、という概念のようなものだ。

そのとき、文字たちが足音を立てて集まり始める。彼らは意味を探してはいない。ただ、存在することの手触りを確かめるように並び、消え、また現れる。ひとつの言葉が息を吸うたび、別の言葉が眠りにつき、誰にも読まれない詩がゆっくりと折り畳まれていく。鳥たちはまだ沈黙を忘れておらず、風はその沈黙の端を少しだけ持ち上げて、光の埃をばらまいた。

昼と夜の境界には、見えない郵便局がある。そこでは誰も書かない手紙が集められ、誰でもない宛名のもとへ配達される。封を切ると中にはただ白い音が詰まっていて、読む者の鼓動だけが文面となる。手紙を読むたびに世界は少しだけやり直され、過去が静かに位置を変える。だが、やり直されたことには誰も気づかない。なぜなら、気づくという行為そのものが過去の改訂に含まれているからだ。

午後には影が増殖を始める。光があまりに正直すぎて、影たちは互いに嘘を学び、やがて独自の言語を話し出す。石ころたちはそれを理解できる唯一の聴衆で、風が翻訳者の役目を果たす。ひとつの影が「もし僕が人間だったら」と言ったとき、どこか遠くで川が笑った。その笑いは波紋になって街を歩き、やがて屋根の上で眠る。

夕暮れは、忘れたことを思い出させるために存在している。色の終わりが近づくと、時間の縁がほつれて、そこから無数の小さな夜が零れ落ちる。誰かがそれを拾ってポケットにしまい、朝になるとまた放り投げる。世界はその繰り返しでゆっくりと呼吸している。音も意味も、そこでは区別がなく、ただ振動として響いているだけだ。

そして最後に残るのは、理由のない幸福の気配だ。何も起こらなかった日が、最も豊かに満ちているという事実を、誰も言葉にはしない。けれども確かに、どこかで風がひとつ完璧に吹いている。その風こそが、意味のないすべてを包み込み、世界を今日も成立させているのだ。

――それで充分だ。文字は沈み、光は溶け、すべての無意味が美しく整列して、やがて音もなく夜に溶けていった。

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意味のない日報と掛け合わせると、意味がありそうに思えるから不思議だ。