2024/09/17

今朝起きたら明らかに精神の調子がおかしかったので、仕事を休んだ。

休日らしく麻雀をやってみたが地獄モードは未だに継続中であり、しこたま負けてさらに発狂してしまった。

そこで暦年贈与信託通帳に長らく放置していた祖父の遺産を受け取りに銀行に行くことにした。平日の昼間しか営業をしておらず、特にやることもない今が最適と言えた。3年近く手を付けなかったのは、特別な時に特別な使い方をしようと思っていたからだ。今が特別なのかは微妙だが人生のターニングポイントではある。

煩雑な事務作業はいつだってボクを冷静にしてくれる。恙無く手続きは終わり、それを現金で受け取ると、金額以上の重みを感じた。孫にまでお金を残せるなんて、今のボクには相当な偉業に思える。

距離が離れていたこともあって会うのは1年に1回程度であったが常に優しく声をかけてくれた。終末医療ホスピスに入る前日に挨拶に伺った際、今まで祖父が送ってきた出生や仕事、人生感について実にイキイキと語ってくれたのが印象に残っている。ボクも社会人になり祖父の言うこともわかるようになっていたから一番会話も弾んだと思う。ボクの話にもなったので、所属会社や仕事の話をいくらかするとえらく喜んでくれた。少しは孝行できたのかな、なんて思う。

ありがとう爺ちゃん、大切に使わせてもらうよ。